【大垣記念 2日目レポート】それぞれの目標に向けて・・・準決勝はさらにヒートアップ!

大垣競輪開設73周年記念「水都大垣杯」の2日目。二次予選は激闘が繰り広げられ、地元勢からは山口拳矢、志田龍星、岩井芯の3名が勝ち上がった。準決勝は同じ11Rに組まれて3車が結束。地元の絆で強敵たちを迎え撃つ。
地元の大一番を見据える清水裕友
今年の清水裕友は、2月の全日本選抜競輪から始動。「体の面で治すところを治して。中途半端に走りたくないなっていうのがずっとあったので、それ(治療)に時間を掛けた感じです」と、昨年末の広島記念から、約2か月の期間を経ての復帰となった。
全日本選抜競輪では新車を2台投入し、〝エース機〟を探るべく、悩みに悩んでいた。それは今月、地元の防府競輪で行われるビッグレース・ウィナーズカップ(G2)があるからこそ。そこに向けて照準を合わせているのだ。

次節は地元でのG2開催、清水裕友のピッチが上がってきた
そんな今シリーズ。二次予選(8R・1着)のあと、「いままで一番、踏み心地が良かった」というフレームを探し当てたようだ。
「(復帰して)ここ6走で4台の自転車に乗ってきましたからね。前回の2台の新車ではなく、今回は別のものを2台持ってきていました。ウィナーズカップまでには決めたかったので…」と、試行錯誤の末に〝相棒〟が決まった様子だった。
準決勝は、初日特選と同様に町田太我の番手回り。目標としては申し分ないが、別線も青野将大-郡司浩平-石毛克幸など、強敵がそろう。ここで結果を出せば、手応えが確信に変わるかもしれない。
地元・岐阜勢、3車結束で絆を見せつける
準決勝。先頭を任された岩井は、二次予選(10R)で打鐘過ぎからのカマシを敢行。番手の山口に差されたものの、3番手以下を大きく突き放す力強い走りを披露した。
「(山口との連係は)いつもと違う緊張感でした。失敗できないと思いましたね。踏み出しは悪くないですし、出切ってからは全開で踏みました。流して、緩んで(別線が)詰まってくるよりも、全開でと思いました。1着は取れていないが、準決勝に上がれたのでよかった。(地元ファンの)声援は多いですね」
続いて、肝心要の番手回りとなったのは志田龍星。二次予選(7R)は前を任せた栗山和樹が不発となるなか、最終2コーナーから自力に転じて1着。難しいレースではあったが、冷静な判断でしっかりと人気に応えた。
「(判断は)難しかったけど、宿口さんが番手から出るのも見えたし、踏まないと遅れると思った。番手回りだったので、変なところで脚を使ったから脚にきました。(感触は)番手だったのであまりわからないけど、初日の方が良かったと思う」
そして、3番手を固めるのは中部のエース・山口。過去には岐阜で共同通信社杯を制しているが、ホームバンクとなる大垣では開設記念の優勝を手にしておらず、地元記念への想いは年々高まっている。

ホーム・大垣での記念制覇に向け、山口拳矢は準決勝が正念場だ
「最初はそんなに気にしていなかったけど、年々気持ちが入ってくるというか、獲りたい気持ちが強くなっている」
それを達成するには、まずは決勝に進出することが大前提。後進の活躍を期待する山口にとっては、地元の結束力を見せつける絶好の一戦。「(地元は)3人しか残っていないですから。多くの人数が勝ち上がって決勝で連係できるように」と、一人でも多くの仲間を連れて決勝の切符をつかみ取る。