【豊橋記念 初日レポート】特選は眞杉匠が勝利も「まだ……」。敗戦も手応えつかんだ阿部は、初日好走の嵯峨を得て二次予選へ!

豊橋競輪開設76周年記念『ちぎり賞争奪戦』が開幕。初日は中波乱決着が多く、車券的には本命党も穴党も楽しめる一日になった。明日2日目は予選から勝ち上がった好調選手と、特選シード選手が二次予選で激突する。
嵯峨昇喜郎は上がり11秒1の一番時計を記録して快勝!
一次予選3レースに登場した嵯峨昇喜郎は、バック6番手から力強いまくりで前団をのみ込んだ。上がりタイム11秒1は初日の一番時計。仕上がりは良さそうで、今節のダークホースとなりそう。
「気持ち良く流れていましたね。(内藤久文にフタをされ)あの時点で、内藤さんが先行態勢に入るだろうなと。構えてしまったが、脚はたまっていたので流れてくれた。出切ってからは(1着は)決まったなと思ったけど、山崎さんが後ろに見えず申し訳なかった。脚の感じは前回より断然いい。外を踏めているし、かなりいいと思う」

嵯峨は初日の一番時計を叩き出し、仕上がりの良さをアピール
二次予選では11R、S班阿部拓真の前で準決勝進出を狙う。
「阿部さんとは以前にも豊橋で連係しました。その時は僕が逃げて、阿部さんが優勝。僕は4着でした。その時とは(阿部の)パンツの色が違うので緊張しますね」
番手の皿屋豊が差して中部独占!「信頼と安心の志田龍星」と絶賛
10Rには地元中部地区が3名登場。ホームバンクの鈴木伸之が3番手を固めるとあって、豊橋バンクはより一層声援が大きかった。
レースでは正攻法から車を下げた志田が最終ホームから巻き返す。バックで前団をのみ込むと、番手の皿屋がきっちり捕らえ、中部ラインで上位独占を果たした。
「志田君を信頼していたので後輪しか見てなかった。詰まったら行くだろうなって思っていたら、ジャンの4コーナーから行ってくれた。信頼と安心の志田龍星ですね(笑)」

「中部一丸」で最終日まで駆け抜けるためにも、皿屋の力は必須だ
初日は番手回りでしっかりと結果を残し、二次予選では同県の谷口遼平に前を託すことになった。これまで何度も連係しているが、意外にもまだワンツーがない。それだけに今度こそワンツー決着を含めて、初日に続いての中部ライン独占を狙いたい。
「しっかり中部一丸となって頑張っていきたい。初日は脚力を温存できたので、日に日に良くなると思います」
初日特選は、眞杉匠が杉浦侑吾の先行に乗って直線で抜け出す!「周りは見えていた」
今節の中心選手が激突した初日特選。レースは赤板から前受けの新山響平と押さえにきた北津留翼が踏み合う形に。そこを打鐘から杉浦侑吾が一気に仕掛けると、眞杉匠は三谷竜生のまくりをけん制しつつ、直線でシャープに抜け出した。
「僕は何もしていないし、杉浦さんが強かったです。全部やってもらいました。三谷さんも止まっていたので、その後ろまで見ながら対応しようと。周りは見えていました。体がピリッとしないというか、重ったるい感じ。まだ刺激が入ってないので、日ごとに良くなってくれれば」

どんな状況でも結果を出すS班眞杉。明日以降のさらなる上積みに期待
二次予選は、初日と打って変わって自力での戦い。細切れの4分戦となりそうだが、同県の金子幸央と青森の佐藤和也も連係し、唯一ライン3車を生かせるメンバー構成だ。縦横無尽な攻めで別線の前に立ちはだかる。