【豊橋記念 準決勝レポート】決勝は北日本VS単騎6名の様相に。激戦の準決勝を振り返る

豊橋競輪開設76周年記念『ちぎり賞争奪戦』は30日(月)に準決勝が行われた。S班の阿部拓真は新山響平と共に勝ち上がりを決め、その他では鈴木竜士や山田英明、皿屋豊などの実力者らが決勝に駒を進めた。
近況好調の鈴木竜士だが、意外にもグレードレース決勝は7か月ぶり!
準決勝1組目、10Rは杉浦侑吾の仕掛けに乗った鈴木竜士が直線抜け出して勝利。昨年8月の松戸記念以来のG3決勝進出となった。

鈴木竜士は久々のグレードレース決勝。縦横無尽に立ち回って最高の結果を目指す
「杉浦君は後藤君を意識している感じで、先手を取れればという感じでした。付け切ってから後ろを確認しようと思っていたけど、車間を空けるとか対応ができなかった。福永君がいいタイミングできてしまいましたね。僕の技術不足かなと思う。ただ、前回よりはいいですし、体は動いている。2日目にいいレースができなかったので、その分も明日頑張れればいい」
無傷の3連勝で決勝進出!気配抜群の皿屋豊が中部地区を背負う!
続く11Rは、予選連勝で臨んだ皿屋豊がここも勝利を決めて3連勝で決勝入り。打鐘で逃げた志田龍星の番手から、直線シャープに抜け出した。

中部地区は1人のみとなった皿屋。牙城を守るべく奮闘を誓う
「あそこまで行ってくれたら、後ろ(鈴木伸之)を連れ込む走りをしないとダメだった。志田君を残そうとしてどっちつかずになってしまった。(番手は)難しいですね。(嵯峨に)行かれる感じだったけど、そこから踏み返して1着までこられたし、感じは悪くないです。3日間、人の後ろで楽をさせてもらっているので、日に日に状態は良くなっています」
あうんの呼吸で別線を粉砕!新山響平と阿部拓真で同期ワンツー決着!
12Rは、新山響平と阿部拓真がワンツーを決めた。赤板ホーム、木村皆斗が先行態勢に入るところで突っ張る姿勢を見せ、巧みに3番手をキープした新山。そのまま落ち着いて中団をキープし、最終周回2コーナーから仕掛けてまくり切り、阿部もピタリと続いた。

阿部はS班として決勝進出は至上命題。勝ってこれからのG1戦線に弾みをつけたい
「理想は前受けでした。新山君がどうするのか任せていたけど、冷静に前々に踏んでくれました。新山君は余裕があると思ったので、あとはしっかり追走をしようと思った。乗り越えてから抜けると思ったけど、踏み直しもしっかりしていましたね。新山君と連係するのを目標にしていて、3日目で初めてワンツーが決まったのでひと安心でした。決勝で求められることは多いと思うので、援護をして追走したい。状態は日に日に良くなっていると思います」
注目の決勝戦。ライン構成としては北日本が3車で結束し、それ以外の6名は全員単騎となった。すんなりなら北日本が圧倒的有利な形となるが、単騎の面々もそう黙ってはいないだろう。果たして栄冠は誰の手に……