【伊東記念 前検レポート】ウィナーズカップを制した深谷知広が参戦!直前の仕上げは五輪メダリストと!?

4月2日から伊東温泉競輪場で開設76周年記念『椿賞争奪戦』が幕を開ける。例年は12月に行われることが多い伊東記念であるが、今年は競輪場の改修工事が行われる影響もあってこの時期に開催。桜舞うバンクでの熱戦を楽しみにしたい。
S級初優勝を果たし、リズム良く参戦の道場晃規「長田とワンツーが決まるように」
6Rに登場するのは、前回の静岡でS級初優勝を飾った道場晃規。2月小倉F1と3月西武園G3で立て続けに落車していたが、気持ちで乗り切って優勝をつかみ取った。今シリーズの初日は番手回り。前を任せる同期の長田龍拳をリードして別線攻略を目指す。

地元の道場。同じく地元で同期の長田と力を合わせて勝ち上がりを目指す
「前回は(静岡は落車明けで)満身創痍でいったけど、気持ちで乗り切れた。肋骨を痛めてまだ違和感はあるけど、走れるレベルではあります。S級でまだ優勝をしたことがなかったので、初優勝を地元でできて本当に良かった。静岡よりも伊東の方が地元感が強いし、勝ち星も多いのでイメージはいい。準決の壁を乗り越えられるように頑張りたい。これまで長田とワンツーが決まったことはないので、しっかり決まるように」
G2で2勝を挙げた阿部英斗「自信を持って走りたい」
10Rに登場するのは、G2初出場となった先月のウィナーズカップで2勝を挙げた阿部英斗。そのウィナーズカップ、3日目に阿部拓真、4日目は寺崎浩平とS班を次々に破って存在感をアピールした。伊東バンクは初登場となるが、「33バンクは得意」と自負。同門の園田匠を連れて縦横無尽に駆け抜ける。

ウィナーズカップでは2日連続でS班を破り2勝を挙げた阿部英斗
「(前回は)状態は良かったと思います。自分の持ち味を出して、どれくらい戦えるのか試したかった。手ごたえはありましたね。(今開催に向けて)体調面も大丈夫ですし、しっかり練習もしてきました。いい状態だと思います。伊東は卒業記念レース以来ですが、33バンクは得意だと思うので自信を持って走りたい。園田さんとはなかなか決まらないので、今回しっかりといい結果を残して、園田さんといいイメージを残せたら」
自力で別線攻略に挑む深谷知広「雅也は自分にできないことができる選手」
昨年12月の開設75周年記念を制している深谷知広が、大会連覇を目指して今シリーズに挑む。初日特選は後輩の渡邉雅也とのタッグで、3番手を佐々木龍が固める充実ラインを形成。渡邉も深谷の前で戦いたい気持ちは当然のようにあったが、深谷が前回りを決意。渡邉の持ち味を評価したうえ、この並びで力を合わせる。
「自分が前で雅也が後ろの方が、ラインとして機能すると思うので。雅也は自分にできないことができる選手ですし。(ウィナーズカップは)ずっといい感じがしなくて、最終日だけいいような感覚でした。小原(太樹)さんがいい位置を取ってくれて、冷静に運べたのが大きかったですね」
ウィナーズカップの決勝は、眞杉匠が気配を察知する間もなく上がりタイム9秒3のまくりを放ち、2着の眞杉を3車身千切ってのVゴール。2年半ぶりとなるG2を制覇し、さらなる活躍に期待は高まるばかり。直前は今年度の短期登録選手と合宿を行い、大いに刺激を受けながら練習に取り組んできた。

深谷にとって伊東は、過去5年で8戦7優出という好相性の舞台だ
「一昨日、昨日と2日間、外国勢(短期登録制度で来日した外国人選手)と競輪学校の33バンクで練習をしてきました。実際のレースみたいに直前に顔見せもやったり、レースが終わったあとにルールも確認しながら振り返ったりもしました。でもレースはガチでした。強かったですね。いい刺激になりました」
世界トップレベルのハイスピードを体感してきた地元の深谷が、別線の前に大きく立ちはだかる。