競輪『位置別成績』……位置ごとの平均成績を調べてみました!【The Data Track】

Betimoのカスタム項目にも用意されている『位置別成績』は、けっこう利用されている方も多い項目で、近年の競輪データではあたりまえになりつつありますね。
しかし、そもそも「先頭だったら普通はどれくらい勝つの?」という基準、知りたくないですか?
決まり手別の勝率などはよく見るけど、位置別の勝率は案外見ないですよね……でも『あす勝ち!編集部』は知りたいと思ったら調べちゃいます!
標準を知ろう『位置別成績』
今回は2025年男子全レースをクラス別、位置別で集計。また、気になったのでアプリでは3番手以降となっている位置別分類を「3番手」と「4番手以降」で分けてみました。
クラスが上がるほど先頭と2番手の成績が接近・逆転
ライン先頭の勝率はA3⇒A1,2班⇒S級の順で、27.43%⇒20.22%⇒15.04%と下落してきます。ですが一方で、2番手の勝率は、12.18%⇒15.81%⇒16.96%と上昇し、S級では先頭を逆転しています。
これは連対率、3連対率でも同様のかたちになっています。下位クラスになると若手自力が後続を千切ったり押し切ったりするシーンが多いですが、S級では簡単には振り切れないという印象通りの結果かもしれません。クラスによって位置の比重を変えるというのは大切かもしれません。
3番手成績は大きく変わらずも、4番手以降は3着に注意
一方で3番手の勝率を見ると、2.39%⇒2.66%⇒2.54%と大きく変化がありません。3連対率で見ると34.60%⇒33.28%⇒29.10%とちょっとS級で数字が落ちますが、これはS級では9車立てが含まれていることを考慮すると、3番手の位置成績はクラスであまり変わらないと言ってもよいと思いますね。
ただし気になるのは4番手以降時の成績。S級に至っては1着事例が1回しかないように勝率はいずれのクラスでも苦戦しておりますが、3連対率ですと11.82%⇒8.54%⇒14.33%と、思ったより高い値が出ています。4番手から勝つのは至難の技ですが、3着以内という視点では軽視しすぎないようにしたいですね。
単騎は思ったより悪くない
みんなが気になる単騎の成績ですが、勝率では6.57%⇒6.85%⇒8.75%と、クラスが上がるほど上昇しています。これは3連対率でも同様です。
7車立てでの出目上での平均勝率は14.28%ですから、決して高いわけではありませんが、半分程度、S級ではそれ以上の勝率がありますので、配当帯的にいつもの倍以上であるなら狙う価値があるといえそうです。
7車と9車での違いは?
さらにもう一つ調べてみました。それは7車と9車の違い。現在9車立て開催はほぼS級のグレードレースになるので、S級の2025年全レースで概定車立て別に調査しています。
基本的に相手が増える9車立てでは相手が増えるため数値は落ちますが、それでも気になるのが3番手時の成績です。7車⇒9車で勝率は3.18%⇒1.69%とほぼ半減しており、車立て増加分以上の下落です。
激しいS級9車の3番手は、内を締めるために踏み出しが遅れる、包まれるなど多くの不利を抱えやすいため、勝つのは大変であることが読み取れますね。
一方で連対率は12.78%⇒8.05%、3連対率も33.84⇒22.83%と、下落は3分の2程度です。つまり、2、3着であれば考慮は必要といえますので、連単系の車券においてのヒモ選びでは軽視しすぎないようにしたいですね。
3番手で成績の良い選手に注目しよう
今回の調査で『位置別成績』の基準がみえてきたと思います。あす勝ち!編集部としては、3番手で近況成績のよい選手に注目するとよいのでは? という感想をもちました。
たとえば上画像の例ですと、このレース3番手の5番車は3番手以降成績が【1.0.2.6】です。平均を知らないと「ふ~ん」程度に見てしまいそうですが、S級での単騎勝率が2.54%、3連対率が29.10%が平均であると知っていると、これは勝率11.11%、3連対率33.34%ですので、平均以上であるといえます。
3番手以降の成績が少しでもある選手が3番手にいるときには、思い切って車券にからめてみるのが面白いのかもしれません。
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