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2026/05/02

【平塚・日本選手権競輪 2日目レポート】猛者揃いの特別選抜予選を制した2名に密着!さらにG1初勝利のあの選手も

『第80回日本選手権競輪』は開催2日目。10Rと11Rに特別選抜予選が行われ、10Rは古性優作が惚れ惚れするようなハンドルさばきを見せて1着。11Rは太田海也の先行に乗った清水裕友が、吉田拓矢とのきわどいゴール勝負を制した。


古性優作が圧巻のハンドルさばきを見せつけてGR賞へ

10Rの南関勢は、深谷知広が地元勢を引っ張る布陣。だが、それを黙って見ている古性優作ではなかった。赤板過ぎに南関勢に合わせて動き出すと、深谷の番手に内から飛び付く。飛び付かれた松井宏佑も意地を見せ、何度も外から追い上げたが、古性は最小限の動きで対処し、南関勢の分断に成功した。しかし、息つく間もなく、今度は松浦悠士が最終ホームからまくり上げる。深谷が松浦を合わせたものの、古性の外のコースはふさがれてしまった。

「(初手は)5番(松浦)が前か後ろかでしたけど、前を取ったらああなるかなと思っていた。(松浦の仕掛けは)いいタイミングで来たなって思ったし、その前に自分で仕掛けられればいいけど、松井君も何回も追い上げに来ていて、自分の間合いを作れなかった」

松浦を弾き、直線では深谷をとらえた古性だったが、2センターでラインの南修二が落車したこともあってレース後は険しい表情。ラインの先頭として、求める理想はどこまでも高いところにある。

南関勢分断から1着をつかんだ古性優作

「理想ではきれいにレースができればと思っていましたし、5番がいいタイミングで来てなかったら、バックを取るつもりでレースをしていました。最後に踏み込んで、南さんとワンツーかなと思ったけど、ゴールして後ろを見たらいなかった。素直には喜べないです」

誰にも真似できないレースを見せつけての1着でも、表情が緩むことは一切ない。鬼気迫る空気をまといながら、ゴールデンレーサー賞へと駒を進めた。


清水裕友が太田海也の先行に乗って1着「ダービーは一走目が本当に大事」

11Rは、眞杉匠と吉田拓矢の関東SSコンビや、寺崎浩平率いる近畿ライン。さらには、ナショナルチーム所属の太田海也に清水裕友ラインがそろう超激戦だった。

レースは、インを切った寺崎が菅田壱道を突っ張り、その上を叩いた太田が主導権を握る。太田の番手を回った清水裕友にとっては、これ以上ない好展開・・・だったが、太田と連係を重ねてきた清水は、太田の掛かりに違和感を覚えていた。

「(太田は)仕掛けやすかったと思う。(太田に付いていての感じは)……自分の調子がいいってことにしておこうかな。(太田についての新聞記事で)熱が出たとか書いてあったので、いつもよりはスピードの乗り的にはアレ(あんまり良くない)だったのかなとは思う。あと、前検日から1日空いたのもあると思う」

本来の掛かりじゃない。そう感じた清水は、別線の反撃に備えて車間を切り、詰まった勢いのままに2センターから前に踏み込む。大外を踏んだ吉田の強襲を8分の1車輪差でこらえて、1着をつかんだ。

清水裕友は好感触を得て優秀戦へ進出

「(もっとアシストをしたかったが)自分も早めに(太田の後ろで)詰まったところがあった。自分(の感触)はいいと思います。ダービーは一走目が本当に大事だと思う。(ゴールデンレーサー賞進出で)準決に乗れたことは、良かったです」

的確な判断力で好発進。大きなアドバンテージを得た清水が、中国地区の屋台骨を担う。


あっ旋停止明けでG1初勝利の酒井雄多!二次予選は新田祐大の前で「しっかり頑張りたい」

酒井雄多は、1月の豊橋で誘導妨害失格。そのペナルティを受けて、この日本選手権競輪が107日ぶりの実戦だった。久しぶりに競輪場へ姿を現した酒井は、以前よりも分厚くなった胸板が印象的だった。

「(あっ旋が止まっていた期間は)練習を一生懸命やっていました。リフレッシュも入れましたけど、基本的にはずっと練習。師匠とか、弟弟子達と一緒にやっていました。特にどこを重点的にとかじゃなくて、全てを強化できるようにやってきました。ウエイトトレーニングも結構やりましたね」

G1初勝利の酒井雄多。二予も先頭で気迫の走りを見せる

練習に打ち込んだ成果か、初日の2レースは中団に飛びついてから内を進出し、中割りでG1初勝利をゲットした。そして、迎える二次予選は新田祐大と佐々木雄一との3車ラインの先頭を任された。酒井はいつも通りの柔らかな表情の奥に、静かな決意を込めてこう語る。

「新田さんに付いてもらったことは2回あります。僕が失敗したことも、うまく先行できたこともあって、どっちも新田さんが1着でした。G1の勝ち上がり戦で連係できるので、しっかり頑張りたいです」

G1全冠覇者の偉大な先輩を背負い、いつも以上の気合を見せてくれるはずだ。

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