【松戸オールガールズクラシック】今年度最初のG1ファイナリストが決定!佐藤水菜は止められるのか……

松戸競輪場で開催中のG1『第4回オールガールズクラシック』は25日、10~12Rで準決勝が争われ、ベスト7が出そろった。絶対女王の佐藤水菜、人気と実力を兼ね備える児玉碧衣など、主力選手は順当に勝ち上がり。6連続G1制覇を狙う佐藤が不動の中心になるが、ライバルたちも虎視眈々と打倒・サトミナに燃えている。ガールズグランプリの出場権と、優勝賞金1200万円を手にするのは果たして誰か。
逃げ粘って決勝切符を手にした山原さくら「気持ちを高めて」
セミファイナル一発目の10Rは、好位に入った尾崎睦が捲って勝利を収めたが、レース内容は2着に逃げ粘った山原さくらが目を引く。打鐘から意表を突く突っ張り先行。準決勝を逃げて勝ち上がれるのは、勝負度胸と脚の仕上がりに自信がないとできない芸当だ。デビュー14年目の“ベテラン”は今年に入り充実一途。挫折をバネにして今年に懸ける思いは強い。

好内容の走りでファイナルに進出した山原さくら
「G1で活躍したい思いを込めていたが、何もできず、行けても沈むだけで活躍できなくて、悔しい思いを何年もした。今年はG1でどこまで自分の名前を売れるか、1月からやってきた。決勝に乗れて安心もあるが、まだ終わっていない。気持ちを高めて頑張ります」
進化を続ける児玉碧衣「自信を持って走りたい」
準決勝11Rは、人気と実力を兼ね備えた児玉碧衣が力技で魅せた。最終ホーム手前から捲り上げ、先行態勢に入った梅川風子と激しい踏み合い。2コーナーで先頭に立った児玉は真後ろに続いた鈴木奈央に差し切られたが、ロングスパートでライバルをねじ伏せた。
「(梅川が)昨日よりもホームで流していたので、昨日の反省を踏まえてホームからいきました。昨日よりも落ち着いていけたので良かったと思います。(打鐘で)無理やり外に持ち出しても厳しいと思ったので、柳原さんの後ろに入り直して。ホームから無理やり行く感じにはなりましたけど、2コーナーの下りまで我慢だと思って。出切るのでいっぱいいっぱいで、踏み直す脚がなかったので、その辺を修正できれば」

世界で戦う佐藤水菜は圧倒的な脚力を見せつけている
昨年グランプリスラムを達成した佐藤水菜に唯一、土を付けたのが児玉だった。今年は進化を求めてシューズやセッティング、乗車フォームなど試行錯誤を繰り返しているが、手ごたえは十分。「しっかり戦えていると思うので。自信を持って走りたい。(決勝は)すごい厳しい戦いにはなると思うけど、自分のレースをしたい」と力強く言い切った。
無敵状態の佐藤水菜「しっかり自力を出せるように」
準決勝12Rは、断然人気に支持された佐藤水菜が最終ホームから豪快に捲って完勝。上がり9秒5はティアラカップと同タイムで、まさに手が付けられない強さ。勝負付けはもう済んだと言わんばかりに、スピードの違いをまざまざと見せつけている。“世界のサトミナ”は国内で無敵。絶対女王には逆らえないムードが漂う。

2着で勝ち上がった児玉碧衣は打倒・佐藤水菜に燃える
「(周回中は)中団あたりが取れたらいいなとは思っていたんですけど。誰も仕掛けなければ、1周半行く気持ちだった。だけど、みんな早く動いたので冷静にいくしかないと。(結果的にはまくりになって、最終)バックで前に出られた時は、あとは(自分自身に)頑張れと思っていた。(初日、2日目は)全然、自力を出せていないので、明日(決勝)こそしっかり自力を出せるように」
最強、最速の称号を手にしている27歳はまくりで勝っても納得しない。求めるレベルが高いからこその意気込み。文句なしの内容で今年も頂点に君臨してみせる。