佐藤水菜1強時代に待った!下剋上を果たすのは誰だ!?【オールガールズクラシック 前検レポート】

ガールズケイリン今年最初のG1『第4回オールガールズクラシック』(優勝賞金1200万円)が、23日から3日間、松戸競輪場を舞台に開催される。選考期間(昨年2月~今年1月)の選考用獲得賞金上位から選出された42人が頂点を目指す。
初日メインの12R『ティアラカップ』は、昨年、史上初の年間グランプリスラムを達成した佐藤水菜が不動の中心。7~11Rの予選は、自動番組による争いで注目レースが目白押しだ。予選の勝ち上がりは狭き門(1~2着、3着4人)。下剋上を狙う注目選手をピックアップしたい。
山原さくらは仕上がりに自信「みんなのおかげでいい練習ができた」
11Rは予選で一番の激戦区になった。出走表を見渡した山原さくらは「このメンバーになってしびれました」と目を丸くする。グランプリ出場実績がある吉川美穂と奥井迪に、若手の注目株・熊谷芽緯、高木萌那が真っ向勝負を挑む構図だ。骨っぽい相手がそろったが、脚の仕上がりに自信を持つ山原は泰然自若の構え。今年は8場所連続優勝を飾り、27戦25勝。充実の練習環境が強さの礎となっている。

今年に入り圧倒的な戦歴を残している山原さくら
「今回に向けてやれることをしっかりやってきた。脚はいいと思います。桑原(大志)さんがバイク誘導をしてくれたり、男子選手にバンクに来てもらって練習したり。防府の練習仲間みんなにわがままを言って、やりたい練習をやらせてもらった。みんなのおかげでいい練習ができた。いい成績を残して、練習仲間みんなを焼き肉に連れて行けるように頑張りたいですね」
直美&沙恵美の當銘姉妹が2度目の対決
自動番組の妙で9Rは當銘直美、當銘沙恵美の姉妹対決が実現した。當銘姉妹による直接対戦は25年4月岐阜の同大会最終日(特選)以来で2度目。前回は直美3着、沙恵美4着で姉に〝軍配〟が上がったが、今回は予選での対決。よりシビアな戦いが求められる。姉の直美は複雑な胸の内をこう明かした。

手でハート型のポーズをつくる當銘沙恵美(左)と當銘直美
「各々が出せる力をしっかり出したい。沙恵美は沙恵美で、私は私らしいレースをするだけ。お互いに1人を気にしている場合ではないです。でも沙恵美には、今まで手の内を明かしているし、知られているので…。とにかく負けないように」
松井優佳は待望のG1初出場「チャレンジャーなので強い気持ちを持って」
124期の在所2位で卒業記念クイーンに輝いた松井優佳がG1に初参戦。デビュー4年目の26歳は「緊張している」とドキドキが隠せない様子だが、1年間を戦い抜いて勝ち取った出場権利だけに闘志をメラメラと燃やしている。10Rは尾方真生や太田りゆが強敵だが、格上相手に一泡吹かすか。

初出場のG1で爪痕を残したい松井優佳
「獲得賞金で出られる大会。(選考期間の最後は)出場権利が微妙で、追加を走って何とか出場できた。前回の岐阜は、優勝しないといけない展開で勝てなくてちょっと不安はあるが、(脚の仕上がりは)いい感じだと思う。直前は岸和田バンクで練習したが、中4日しかないので、ガッツリとはやってはいない。賞金がたくさんもらえるように頑張りたいですね。チャレンジャーなので強い気持ちを持って走ります」