【松阪G3 2日目レポート】児玉碧衣と那須萌美が連勝で準決勝へ!S級二次予選は荒れ模様で高配当続出!

5月10日に松阪競輪場でナイターG3『Aquarids Cup(アクアリッズカップ)』の2日目が開催された。ガールズは児玉碧衣と那須萌美がともに連勝で準決勝進出。S級の二次予選は伏兵の台頭が多く、混戦シリーズを物語るように波乱決着が多く見られた。
那須萌美が直線強襲劇で連勝
ガールズケイリン。2Rに登場した那須萌美は、道中で包まれる展開からしっかり勝負圏のある位置を確保し、直線強襲劇で楽々と突き抜けて1着。ガールズ屈指の巧者ぶりを発揮し、危なげない走りで準決勝進出を決めた。
「取れた位置からとしか思ってなかった。ちょっと失敗したな、っていうのが一番です。届いたので結果オーライだけど、全体としては失敗。しっかり体は動いているので、状態は問題ない。気持ちを切らさず頑張ります」

安定感際立つ那須萌美が無傷での優出を狙う
「前回のあとに体調を崩してしまった」と前検日には不安も述べていたが、連日の動きをみると本来の那須の動きそのもの。「瞬時に判断できたし、いい時に戻っている」と感触自体は良く、準決勝も的確な判断力で決勝への切符をつかみ取る。
中井俊亮が15万オーバーの高配当を演出
9Rは原田翔真-中井俊亮の近畿コンビが出走。人気は角宗哉を目標にしたシード組の小川真太郎に集まったが、結果は近畿コンビが直線で中、外コースをそれぞれ鋭く伸びて中井が1着のワンスリー決着。3連単156,800円のビッグ配当が飛び出した。
冷静な判断とコース取りで波乱の立役者となった中井は、「原田も外を踏んでいたし、前も外を踏んでいて壁になっていたので、開くかはわからなかったけど内に行こうと。感触は悪くないですね。今年に入ってからの悪い感じは少しずつ良くなっている」と徐々に復調の兆しを見せ、手応えを実感。

着実に上昇の兆しを見せる中井俊亮
以前はG1戦線でも奮闘していた中井だが「(これまで)A級にどっぷり浸かっていたし、この点数になってしまった」と前期は失格過多によりA級1、2班での戦いを強いられ、悔しい時期が続いた。
裏G3開催となる今回は、点数アップを狙う絶好の舞台。「今回は点数を上げられればと思って(準決勝に)乗れたらいいな、くらいの気持ちで来ていたけど良かったです」と控えめなコメントを残しつつも、虎視眈々とさらなるジャンプアップを狙っていそうな気配があった。
上田国広が地元の意地で番手死守
メインの12Rには、地元の上田国広が並々ならぬ思いで臨んだ。中部のホープ・岩井芯を目標にできる絶好の番組と思われたが、尾形鉄馬がまさかのジカ競り宣言。厳しい戦いを強いられた上田だが、打鐘で外から尾形を決めるとそのまま岩井のカマシを巧追。最終3コーナーではまくってきた河崎正晴をけん制する走りを見せて2着。中部トリオでしっかりライン上位独占を果たした。
「基本はカマシかまくりかなって。赤板ではムダな動きがありました。岩井君はジャンで行くと思っていた。(河崎が仕掛けてきた時は)対応がちょっと遅かったと思う。欲をいえば3コーナーで止めたかった。気合で抜きにいったけど、後ろから柴崎君に抜かれたかと思った。今日は手応えは分からないです。焦りの方がありました、地元で負けられないと思いました」

上田国広は地元の大将格として優出が最低限のノルマ
「今回の目標は決勝に乗って優勝することです。それぐらいの気持ちでやらないとダメだと思うので」と前検日に語っていたように、気合いパンパンで臨んでいる今シリーズ。まずは最低限の優出を果たすべく、準決勝も再度、岩井を目標に気迫の走りを披露する。