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2026/06/02

【宇都宮記念 決勝レポート】寺崎浩平が記念初V!力強いまくりで茨栃S班コンビを撃破!

6月2日に宇都宮競輪開設77周年記念『第2回レジェンド神山雄一郎カップ』の最終日が開催された。
決勝戦は吉田拓矢を目標にした地元のエース・眞杉匠が人気を集めたが、S級S班の寺崎浩平がまくりで関東勢をのみ込み粉砕。自身初となる記念制覇を達成した。


復活の狼煙を上げる、冷静な見極めからのまくり一撃!

レースは近畿勢が前受し、茨栃トリオが中団からレースを進める。後ろ攻めとなった西田優大は赤板で上昇を開始。寺崎が誘導を残して車を下げると、西田-渡部幸訓の即席ラインが前に入り、吉田が寺崎にフタをして打鐘過ぎ2センター付近で西田を叩いて先頭に立つ。後位の眞杉と神山拓弥もしっかりとその動きを追っていき、単騎の嶋津拓弥と西田で4番手の位置がもつれる。嶋津をドカした西田はそのままスパートするが、神山の所で車が止まる。眞杉は吉田との車間を空けて後方を確認しつつ、最終3コーナー付近で発進したが、外々を力強くまくり上げた寺崎がぐんぐんと伸びて、眞杉を捕らえた。

得意のロング捲りで関東作戦を粉砕!

「(初手は)前か後ろでと思っていたけど、前の方が動きやすいかと。理想は関東が行った上を叩いてと思っていた。誘導を残して早めに引いて、タイミングを見てと思ったけど、ハイピッチで行くタイミングがなく、一か八かになってしまった。力で乗り越えられる感触はあったので、落ち着いて回しました。吉田君は初日にすごい強いレースをしていたし、あの掛かりなら関東で決まると思っていたけど、眞杉君も迷ったのか、僕に展開が向いたのかなと」

記念初Vに喜び爆発!拳を突き上げた!

結果はもちろんだが、「今回は長い距離を踏めた開催だし、手応えがあった」と今シリーズは内容面も充実。二次予選、準決勝ではバックを取る仕掛けで別線完封劇を披露するなど、500バンクでも臆せず駆けて、S級S班の名に恥じぬ走りを見せた。

昨年はオールスター競輪を制してタイトルホルダーの仲間入り。S級S班一年目となる今年は結果を残せず悔しい時期が続いていたが、「(記念で)ようやく優勝できたという感じです。記念はやっぱり難しいので」と、久々の優勝を飾って長いトンネルを抜けた。

弾みを付けて、いざ高松宮記念杯へ

次回は地元の近畿地区で行われる高松宮記念杯競輪が控えている。「今回は弾みが付いた開催でしたし、高松宮記念杯に向けていい流れを作れたので、この流れのままいきたいですね。明日からまた練習して備えたい」と、記念初Vに浮かれることなく、早くも視線はG1へと向いている。

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