【全プロ記念競輪 最終日レポート】G1へ弾み!深谷知広がスーパープロピストレーサー賞を初制覇!

5月24日に武雄競輪場で全プロ記念競輪の最終日が行われた。メインのスーパープロピストレーサー賞は、古性優作と吉田拓矢の組み合わせが1番人気に推されていたものの、実力者がひしめく一戦で支持は割れていた。
郡司の先行に乗って一気踏み「いいところまで連れて行ってくれた」
後ろ攻めとなった新山響平が、犬伏湧也を警戒して赤板を過ぎても中四国ラインの外で併走を続ける。誘導との車間を空けて待ち構えていた郡司浩平は、安易に北日本ラインを出させる策には出ず、打鐘手前の2コーナーから腹を決めて積極策に出た。
「(赤板を過ぎても)誰も来ないのはお互い想定外だったと思う。郡司が気持ちを切り替えた瞬間に、そこから自分がどうするかだったんですけど。もうちょっとなんとかしたかったですね」
最終ホーム手前から郡司との車間を空け始めた深谷であったが、真後ろには吉田拓矢、レース巧者の古性優作がその後ろに追い上げてきていて、気の抜けない戦いだった。

後続の追い込みを振り切ってゴール
「せっかく先行してくれているし、もうちょっとなにかできたのか。ちょっと後ろのメンバーも強烈なので踏む形になりました。格上の郡司が(積極策で)走っているところだったので、ちょっとレースを見返したいと思います」
強敵を相手に勝利をつかみとっても満足はしない。ともに南関をけん引している郡司との連係精度を高めていきながら、ビッグ戦線でも通用する強いラインづくりを目指す。
「まだ自分のなかで付いていくこと、しっかり連係を外さないようにという意識が強い。しっかり援護できる、頼りがいのある番手にならないといけない。これからもっと頑張らないといけないと思います」
最終バック付近から前へと踏むと決めてからは、圧巻の加速力でゴール線へ一直線。2着の古性を2車身引き離して快勝した。

この勝利を弾みに、G1高松宮記念杯へと挑む
「しっかり踏めていた。そこはやっぱり郡司がいいところまで連れて行ってくれたので、勝たないといけなかった」
今年行われたG1は2つとも近畿勢が優勝していて、南関勢は苦戦を強いられている。ここまで悔しさを味わっているだけに、気持ちはすでに来月行われる高松宮記念杯に向いている。
「また次からさらにみんなプレッシャーがかかってくると思うので、そのなかでどう戦うか見極めていきたい」